これまでの不動産の価値は何をおいても更地(土地の上に建物がない状態)が1番よいとされてきた。特に高度経済成長期においては、この認識が強かった。しかし、昨今の状況を見ていると実はそうではなくなってきている。
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賃貸マンションにおける新築と中古
更地から新築の賃貸マンションを建築する場合には、非常に社会的な影響を受けやすい側面があります。建築計画、建築確認申請からはじまって工事、そして完了検査を受けるまでに幾多という問題をクリアしていかなければならない。そして、その建物が大きければ大きいほど、建設の期間は長期に渡り、それだけ先の読めないリスクが伴います。
昨今の建設業界の状況を見ていますと、建設途中でその施工会社が倒産というような可能性もないとは言えない状況にあります。
具体的なリスクとは、景気の上昇により土地の価格も上昇すればいいのですが、反対に下落した場合のリスクや入居者やテナントを募集しても希望者が集まらない、いわゆる空室になってしまうのではというリスク、そして、計画通り施工ができるのかというようなリスクも伴います。
これと比較して、既存の建物がある場合には、施工の期間のロスはなく、地価の下落があったとしても、既存物件に入居している入居者やテナントの賃料はある程度一定しているので、そのような不安は多少払拭されます。
他にも、既存の建物がある場合には、年月の経過とともに傷みも出てくるので改修工事を行ないますが、この改修工事でさえ、新築を建築するリスクと比較すればよりリスクは少ないです。
こうした賃貸マンションにおける新築と中古の状況を踏まえることも賃貸物件を所有する上で大きな考え方の一つになります。